こんにちは。ドクターピュアラボスタッフで、ピンクリボンアドバイザーの恵です。
ここでは、女性の未来につながる情報についてお話させて頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。
早速ですが、みな様、10月は何をして過ごされますか?
紅葉がキレイになり、紅葉スポットにお出かけされる方や、家族やお友達とハロウィンパーティーを楽しむ方や、
お子様の運動会や遠足など、学校行事で大忙しの方など、イベントが多く楽しい月ですよね。
実は、それ以外に、10月は大切な事に向き合う「気づき」の月であることを、みな様はご存知でしょうか?
毎年10月は「ピンクリボン月刊」
ピンクリボン運動は、1980年代にアメリカで生まれました。
乳がんで若くして亡くなった女性の母親が、残された家族と一緒にピンクリボンを作ったのが最初と言われています。
「乳がんで命を落とさないように」という女性たちへのメッセージと「同じ悲劇を繰り返したくない」という
母の思いを込めて作ったリボンからスタートした、乳がんの啓発運動です。
毎年10月を「ピンクリボン月刊」として、全国の行政や企業で啓発運動が実施されています。
パリではエッフェル塔がピンク色に。
日本でも各地でピンクにライトアップ。
2018年の今年は、東京では、レインボーブリッジや東京都庁、六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、
神戸ではメリケンパーク、モザイクなどでもライトアップされました。
ピンクリボンマーク
ピンクリボンマークは、乳がんの早期発見・早期診断・治療の重要性・乳がん検診の大切さを世界の女性たちに伝え、
乳がんに対する意識を高めるのが目的で、世界中で使われているシンボルマークです。
10月になると、デパートの化粧品カウンターや、ネイルサロン、エステサロン、美容室など、身近な場所で目にします。
私も、ジャケットを着ている時はピンクリボンのピンバッチを付けているのですが、
通勤中に、ピンクリボンマークのピンバッチを付けている人を見つけると、ピンク色が目立つのか、お互い必ず目が合います(笑)
まったく知らない人ですが、「同じ目的を持った仲間」(←勝手に思い込んでますが)という気持ちになり、嬉しくなります。
女性はもちろん、男性でもジャケットにピンクリボンのピンバッチを付けている人を見ると、
それだけで、「この人、思いやりがある人なんだろうな。」と勝手な妄想までしてしまいます(笑)
日本でのピンクリボン運動がここ数年でさらに広まっていることを実感します。
日本の乳がん事情
乳がんは乳房にできる悪性の腫瘍です。多くの場合、母乳を乳頭まで運ぶ乳管から発生します。
増える乳がん。
女性の30~64歳では、死亡原因のトップ
※1:厚生労働省人口動態統計[確定数]より_2018年9月7日発表
女性の乳がんの死亡数
※2:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」
女性の乳がん年齢階級別罹患率(全国推計値、2014年)
人口10万人対
日本人女性の12人に1人が乳がん
この数字を知った時、思わず、家族や友達など自分の周りにいる女性の数を数えました。
そして、ゾッとしました。12人に1人だなんて、誰がなってもおかしくない数字です。
乳がんになる危険性は30歳代後半から40歳代にかけて急増します。近年は60歳代に再び急増します。
しかし、どの年代にも発症の可能性はあります。
「まだ若いから」「出産・授乳経験があるから」「もう閉経したから」といった理由で安心することはできません。
ですが、早期※2に治療を行えば約90%の方が治るといわれています。
早期発見・早期診断・早期治療をおこなう事で、ほとんどの方の命が救われるのです。
※2010年の罹患者数に基づく数字です。
※2 がんの大きさが2㎝以下で、他の組織や臓器への転移がない状態
まずはセルフチェックからはじめましょう。
大切だとわかっていても、セルフチェックを実施する人が少ないのが現状です。
体重計に乗るような気軽な感覚で、胸も定期的にセルフチェックしましょう。
セルフチェックを続けることで、普段とは違う乳房の変化に気が付くことができます。
月に1回はセルフチェックを行う習慣を身につけましょう。
※チェックは、生理が終わった後の4~5日が適当です。
閉経後の人は、毎月、日を決めておこなうと、変化に気が付きやすくなります。
次回はセルフチェックについて詳しくお話させていただきたいと思います。
投稿者プロフィール
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【出身地】大阪
【資 格】ピンクリボンアドバイザー
【趣 味】片づけ ※暇さえあれば片づけをしています( ^^)
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