皆様、こんにちは。最近は寒さの厳しい日が続きますね。
暖房に当たる機会などが増え、お肌は乾燥しがちになりますがお肌の調子はどうでしょうか?
1月25日は「美容記念日」として、ハリウッド株式会社によって制定されました。
日付は、日本国内でのパーマ・マスカラメイクなどのパイオニアである、メイ牛山氏の誕生日(1911年1月25日)が由来です。
美容とは
「美容」という言葉、広辞苑では「美しい容貌、容貌・容姿・髪型を美しくすること、美粧。」 と記載されています。
化粧品では「美容」と名の付くアイテムは「美容液」になりますね。
今回は美容には欠かせない、お勧め美容成分についてご紹介していきたいと思います。
美容成分ナイアシンアミド
ナイアシンアミドは、水やアルコールに溶けやすい性質を持ち、ビタミン B3と呼ばれるビタミンB群の一種。ニコチン酸アミドとも呼ばれています。
医薬部外品表示名「ニコチン酸アミド」は医薬部外品美白有効成分として、医薬部外品表示名「ナイアシンアミド」は医薬部外品シワ改善有効成分として厚生労働省に承認された成分になります。
有効成分以外で医薬部外品に表示される場合は「ニコチン酸アミド」が表示されます。
化粧品で配合される場合は「ナイアシンアミド」として配合され、バリア機能改善、保湿、コラーゲン刺激、ライトニング、抗炎症、抗にきび、ブルーライトからの保護、抗ポリューションなどの目的で配合されています。
効果は「セラミド合成促進によるバリア機能修復作用」、コラーゲン生成による「抗シワ」作用があります。
また、濃度依存的に「メラノソーム移送阻害による美白作用」があり、紫外線防御成分と併用することにより、紫外線によって誘発される櫃色素沈着抑制の相乗効果を発揮することが報告されています。
参考:https://cosmetic-ingredients.org/skin-barrier-repairing-agents/1710/
食品にも含まれているナイアシンアミド
ナイアシンアミドはビタミンB群の1種のビタミンB3であり、水溶性ビタミンです。
ナイアシンは、魚介類、肉類、きのこ類、穀類に含まれ、特にまいたけやタラコ、かつお類やインスタントコーヒーなどに多く含まれます。動物性食品においてはニコチンアミド、植物性食品中においてはニコチン酸として存在し、ナイアシンアミドはニコチン酸とニコチン酸アミドの総称です。
ナイアシンは小腸で速やかに吸収されるのが特徴です。
食べ物からも摂取できるほか、体内でも必須アミノ酸のトリプトファンから合成されます。
トリプトファンは牛乳や乳製品、大豆などに多く含まれており、皮膚や粘膜をすこやかに保ち、血行促進作用などの健康効果が期待できます。
1日のナイアシンの推奨摂取量は成人男性ならば13~15mg、成人女性ならば10~13mgとなっています。(厚生労働省が発表した日本人の食事摂取基準 2015年版による)
ナイアシンはエネルギーの代謝を助けるほかに、糖質や脂質、そしてたんぱく質を効率よく利用するために欠かせません。また、アルコールの分解にもナイアシンが関係しています。
ナイアシンは現代人のためのビタミンとも呼ばれます。不足すると、食欲がなくなり、消化不良や皮膚の発疹がおこります。さらに不足すると、うろこ状に荒れる皮膚炎や、認知症、下痢などをおこすペラグラという欠乏症になってしまいます。
ナイアシンは水溶性のため摂り過ぎた分は排泄され、過剰症にはなりにくいと言われています。
参考:https://www.magojibi.jp/nutrition/vitamin_b3/
内側からも外側からも美しく
「美容記念日」を制定したハリウッド株式会社が記念日制定の目的に掲げているのは、健康な人や美しく元気な人を増やしていくことだそうです。
ナイアシンアミドが配合されている化粧品を使用し、トリプトファンやナイアシンアミドが含まれている食品を意識して摂取することで内外美容をしていきましょう。
投稿者プロフィール
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【出身地】京都
【住んでいる場所】大阪
【趣味】音楽、ドラマ鑑賞
【好きな食べ物】チョコレート、お寿司
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