日焼けとは、太陽の光を浴びることで起こる肌反応のことです。
日焼けでは肌が黒くなるだけのイメージの方も多いかと思いますが、中には軽いヤケドを起こしたように赤く変化し、ヒリヒリと痛みを伴ったり、ひどくなると皮膚が腫れて水疱ができる場合もあります。
日焼けの状態には、主にサンバーンとサンタンがあります。
日焼けをして赤く炎症することをサンバーンと言い、炎症が落ち着き肌が黒くなることをサンタンと言います。
日焼けの原因
日焼けの原因となる紫外線はUV-A、UV-Bがあります。
UV-Aは生活紫外線と言われ、一年を通して地表に降り注ぐ量は変わりませんが、日々の生活で少しずつ肌に影響を及ぼし、シワの原因になります。
UV-Bはレジャー紫外線と言われ、一年を通して地表に降り注ぐ量に変化があり、3月くらいから増え始め5月頃がピークとなり9月頃から低下します。
サンバーン、サンタンの主な原因です。
・サンバーン
日焼けでヤケドのようにヒリヒリと赤くなることをサンバーンと言います。
これは皮膚表面の組織が炎症を起こした状態です。
紫外線を受けてから8〜24時間でピークに達し、炎症は何日も続きます。
日焼けで肌が黒くならずに赤くなる人はサンバーンになりやすいので注意が必要です。
また、肌が黒くならないのはメラニン色素による防衛反応が働きにくいともいえるので皮膚ガンのリスクも高くなります。
・サンタン
紫外線で黒くなることをサンタンと言います。
紫外線による炎症サンバーンが落ち着いた後に肌色が黒くなった状態です。肌が黒くなるのは、メラニン色素が働くことで起こる肌の防衛反応です。メラニン色素が紫外線を吸収し、紫外線が肌の奥深くまで浸透することを防ぎます。
黒くなった肌はターンオーバーにより、肌が新しい肌と入れ替わることで肌色は元に戻ります。
紫外線を受け、目立った赤みを起こさず黒くなる人は炎症を起こさないという訳ではありません。
少なからずダメージを受けますので、油断しないようにしましょう。
日焼けのお手入れ方法
・一年中日焼けを防ぐ
太陽がある限り紫外線は365日降り注いでいます。
日焼けを防ぐために日焼け止めを塗ることを毎日の習慣にしましょう。
晴れの日以外の曇りの日や雨の日でも紫外線対策が必要です。
朝のスキンケアの最後に日焼け止めを塗ったり、外出時は帽子や日傘やサングラスを一緒に使うことで更に効果が高まります。
海やアウトドアで紫外線を浴びる時間が長時間の時は、汗や皮脂で日焼け止めが落ちてしまうので、2〜3時間おきぐらいを目安にこまめに塗りなおしたり、ラッシュガードや紫外線を通さない上着を着て肌を紫外線から守りましょう。
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