10代に多く見られる思春期ニキビは、成長期にできるニキビです。
ホルモンバランスが安定してくる20代前後になると、思春期ニキビは自然に治っていきます。
肌が脂っぽくなり、皮脂分泌が多いTゾーンと言われる額や鼻周りに多くできるのが特徴です。
思春期ニキビの原因
思春期に起こる第二次性徴は子供から大人に成長する過程で、体が変化するタイミングと同時に成長ホルモンや性ホルモンのバランスが乱れやすくなります。
ホルモンのバランスが乱れることが思春期ニキビには密接に関わっています。
主な原因
- ・過剰な皮脂分泌
- ・ストレスによるホルモンバランスの乱れ
- ・偏った食生活(脂っこいもの・糖分)
このようなことから皮脂が増え、肌にニキビができやすい環境をつくってしまいます。
ニキビができる過程
▼ニキビができる過程
皮脂分泌が盛んになると、
①白ニキビ
白ニキビは、ニキビの初期段階で皮脂が毛穴に詰まった状態です。
ポツンとした白い点にみえますが、見逃してしまう場合もあります。
毛穴の内側では毛包が広がるとともに※アクネ菌が増え始めます。
↓
②赤ニキビ
毛穴の中でアクネ菌が増殖し、皮膚が炎症を起こして赤く腫れた状態です。
↓
③膿ニキビ(黄ニキビ)
赤ニキビが悪化し、たまった膿が外へ出ようと毛穴を押し上げている状態
思春期ニキビと大人ニキビができる過程は同じですが、思春期ニキビはホルモンバランスが整うと落ち着いてくる場合もあります。
※アクネ菌とは人が誰でも持っている菌で肌のバランスを保つために必要なものです。しかしこのアクネ菌が増えてしまうと、肌トラブルを起こしてしまいます。
思春期ニキビのお手入れ方法
・洗顔、保湿をしっかり行い、肌を清潔に保つ
洗顔料を手もしくは泡立てネットでしっかりと泡立てて毛穴が気になる部分(特にTゾーン)から洗い、優しくぬるま湯で汚れを流しましょう。
刺激の強い洗顔はニキビを悪化させる可能性があるので 、刺激にならないように注意して下さい。
過剰に出た皮脂をそのままにしておくと酸化しニキビや肌荒れの原因になります。
べたつきが気になる際はこまめに洗顔を行い、肌を清潔に保つことが大切です。
洗顔後は肌が乾燥しやすい状態なので、化粧水などで潤いバランスを整えましょう。
また、化粧品を選ぶ際は皮脂分泌抑制作用のある成分配合のものを選びましょう。
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