こんにちは。あいです。
先日「化粧品開発展2019」へ行ってきました!
さまざまな原料や商材などがあり、セミナーを受けたり、ブースで説明を受けました。
その中である化粧品原料メーカーの「電解アルカリイオン水」のブースに立ち寄って説明を聞きました。
電解アルカリイオン水とは
水を電気分解することでつくられるアルカリ性電解水の通称のことをいいます。
飲料水などでも「電解アルカリイオン水」をよく見かけることがあるかと思います。
よく飲まれているアルカリイオン水にはカルシウムやマグネシウム、ナトリウムなどのミネラルが豊富に入っているため、体に良いと言われています。
説明を受けた時、pHについて印象に残ったので今回はpHについて書いていきます。
アルカリ性とは
アルカリ性とは赤色リトマス紙を使って青くなる水溶液です。
青色リトマス紙を使って赤色になると酸性になります。
pHはその液体が酸性なのかアルカリ性なのかを表す尺度をいいます。
pHは1.0~14.0まであり、pH1.0~3.0未満が酸性、pH3.0以上~6.0未満が弱酸性、pH6.0以上~8.0未満以下が中性、pH8.0以上~11.0未満が弱アルカリ性、pH11.0以上~14.0がアルカリ性と呼ばれます。
pH | 液性 |
3.0未満 | 酸性 |
3.0以上 6.0未満 | 弱酸性 |
6.0以上 8.0以下 | 中性 |
8.0を以上 11.0以下 | 弱アルカリ性 |
11.0以上 | アルカリ性 |
例えばレモン果汁や塩酸はpH2の酸性、タバコの灰を溶かした水溶液ではpH12~13のアルカリ性、純粋はpH7の中性になります。
酸性食品は肉・魚・卵・穀類などをいい、アルカリ性食品は野菜、果物、海藻・きのこなどをいいます。
通常、酸性食品やアルカリ性食品を食べたからといって体内のpHに偏ることはないのです。
偏った食事を続けると、骨や尿に影響していくのでバランスよく食事することが重要です。
また、人間の肌表面のpHは4.5~6.5で人間の血液は約7.35~7.45で若干のアルカリ性になります。
人の肌はなぜ弱酸性?
人間は生まれた時の肌は中性なのですが、汗腺から出る汗と皮脂腺から出る皮脂によって天然の保護クリームの皮脂膜を形成します。
この皮脂膜を弱酸性に保つことによって刺激や雑菌の繁殖を抑えることが出来ます。
皮脂膜が酸性でないと刺激や雑菌から守れず、肌荒れなどに繋がっていきます。
歳を重ねていくうちにだんだん皮脂膜のpHの弱酸性を保つことが出来ず、殺菌作用が弱まって肌あれしやすくなります。
皮膚のpHは6~8が最も雑菌が繁殖しやすい状態です。
化粧品にもpHは出てきます
よく化粧品でpHが言われているのは石けんのアルカリ性ですが、弱酸性タイプの洗浄料もたくさんあります。
肌の洗浄料には色々なタイプがありますので使用目的に合わせて選ぶことが重要です。
肌の洗浄では、
①肌に不要な汚れを落とす
②よくすすぎ洗浄料も落とす
③肌のうるおいを維持する天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質は残す
ことが基本です。
また、肌を洗うときにゴシゴシ強く洗うと肌を傷めることがありますので注意が必要です。
洗った後の肌は乾燥しやすくなっているので、保湿などのスキンケアは早目に行いましょう。
投稿者プロフィール
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【出身地】京都
【住んでいる場所】大阪
【趣味】音楽、ドラマ鑑賞
【好きな食べ物】チョコレート、お寿司
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