こんにちは。ドクターピュアラボスタッフで、ピンクリボンアドバイザーの恵です。
今回は、セルフチェック(自己検診)についてお話させていただきます。
乳がんの60%以上はセルフチェック(自己検診)で見つかる!
現在、「日本人女性の12人に1人が生涯において乳がんを患う」とされていますが、
乳がんの60%以上はセルフチェック(自己検診)によって発見されています。
自己検診がいかに有効かが、この数字からわかると思います。
乳がんは、早期発見で適切な治療をすれば、約90%が治ると言われています。
大切だとわかっていても、実際に毎月セルフチェックしている人は少ないようです。
もっとも大切な事は「気づき」
最近では、水泳の池江璃花子さんが白血病であることを公表、タレントの堀ちえみさんが舌癌であることを公表されました。
お二人ともご自身が身体の違和感を感じて、病院で検査を受けて発見されました。
どの段階であったとしても、自分の身体からの小さなサインに気づいて、適切な治療を受けることが重要です。「気づき」はもっとも大切な事です。
乳がんでは、2015年にプロレスラーの北斗昌さんが乳がんである事を公表されました。
現在は芸能界に復帰され活躍されています。
当時の北斗さんのブログで、
「1番初めに何かがおかしいと感じたのは、うつ伏せになって床に転がった時でした。
うつ伏せで、胸を圧迫した事で右胸にチクッとする痛みを感じました。」
「でも、身内にも乳癌の人はいないし、毎年マンモグラフィーもエコー検査も受けてるので、
その安心感から圧迫されただけの痛みだとしか思いませんでした。」
「水着に着替える時…
裸になって、鏡の前に立ち ふっと鏡に映った胸を見た時、長年 何気無く見てきた乳頭の位置が右だけ違って見えました。
乳頭がセンターにない様に見え、引きつってる様な感じを受けました。
なんとなく不安に思ったので、その場で直視して触ってもシコリらしき感触はなく、年齢によるたるみなんだろうな~! そうとしか思いませんでした。」
「自分の体の小さな異変を見逃さないで。体は正直です!
何かがおかしいと思ったら、その勘は当たってるから。」
検診は100%ではありません。
北斗さんは毎年秋に、乳がん検診を受けていたにも関わらず、リンパ節にまで転移した乳がんが見つかり、左胸を全摘されています。
北斗さんの乳がんは「乳輪部」に発生したと公表されていますが、
「乳輪部」はマンモグラフィーやエコーでは発見しづらい為、見つかった時には既に早期ではない事が多いと言われています。
北斗さんは、ご自身の身体に関心を高く持っていたため、進行の早い癌にも関わらず、この段階で発見でしたのだと思います。
検診で見落としてしまう事もあります。検診を受けたからと言って安心せず、
毎月一度、日にちを決めてセルフチェックをおこないましょう。
乳がんが発生しやすいのは「外側の上部」
乳がんは、左右の乳房ともに「外側の上部」に発生しやすいので、特に注意して調べましょう。
資料:全国乳がん患者登録調査報告.第32号.2000
セルフチェック(自己検診)をおこないましょう。
セルフチェック(自己検診)は、生理が終わった後4~5日が適当です。
閉経後の人は、毎月、日を決めて行いましょう。
【チェックポイント】
・乳房の変形や左右差がないか
・しこりがないか
・ひきつれがないか
・えくぼのようなへこみがないか
・ただれがないか
・出血や異常な分泌物がないか
詳しい自己検診のやり方は、こちらのホームページに紹介されています。
乳房健康研究会 ホームページ↓
https://breastcare.jp/breast.html
健康に美しく生きる。
気軽に無理なく出来ることから始めてみてください(^^)
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
投稿者プロフィール
-
【出身地】大阪
【資 格】ピンクリボンアドバイザー
【趣 味】片づけ ※暇さえあれば片づけをしています( ^^)
最新の投稿
- スタッフブログ2019.05.31肌は内臓の鏡 ~内視鏡検査(胃カメラ)を受けてきました!~
- スタッフブログ2019.03.12春先の肌荒れ、もしかしたら「花粉皮膚炎」?!
- スタッフブログ2019.02.28ピンクリボン運動 ②セルフチェック
- スタッフブログ2018.10.23ピンクリボン運動 ①はじめに