夏の毛穴対策

お肌の手触りは?

毎日スキンケアをしていても、肌に触れるとザラザラ・ゴワゴワ・カサカサといった手触りを感じたり毛穴に角栓が詰まって、凸凹を感じたりすることはありませんか?
特に夏は、約8割の女性が「毛穴が気になる」と感じる人が多いようです。
肌のざらつき原因は、季節や体調などによって対処方法も変わってきます。
季節の変わり目は、気温や湿度が急激に変わるものの、その変化に体や肌がついていけずターンオーバーが乱れ、肌の手触りに違和感や毛穴が目立ってきます。

例えば、春は紫外線による肌へのダメージが強くなることや、花粉の飛散によって肌が刺激を受け
バリア機能が弱まります。
夏は気温の上昇により汗をかきやすくなり、肌の水分が蒸発して、肌の内部が乾燥した状態になります。
秋はまだ紫外線が強く、気温の高い日もあるため、夏と同様に汗をかきやすく、肌の水分が奪われやすくなります。
さらに、夏に受けた肌ダメージの影響がもっとも現れやすい季節でもあります。
冬は気温が下がり、血流が悪くなることでターンオーバーが乱れます。

このように年間を通じて、肌がダメージを受けることでターンオーバーが乱れ、角質が厚くあり肌のなめらかさが損なわれていきます。

肌がザラザラする原因は?


肌のざらつきが多くなる季節の変わり目。主な原因は4つ。

▼ターンオーバーの乱れ
さまざまな要因でターンオーバーが乱れると、古い角質がうまくはがれ落ちず、角質が厚くなり肌のざらつきにつながります。

▼角栓が毛穴に詰まっている
バリア機能の低下や肌トラブルなどの影響で皮脂が過剰に分泌されたり、余分な皮脂が残ったりすると古い角質と混ざりあい、角栓となって毛穴に詰まり肌のざらつきにつながります。

▼乾燥
肌が乾燥すると肌の水分量だけでなく皮脂による油分も不足しがちになることで、角質がめくれて肌のざらつきにつながります。

▼紫外線の影響
紫外線を浴びることでターンオーバーの乱れにつながり、肌のざらつきにつながります。

特に多い夏の角栓悩み

小鼻や鼻の頭、頬、あごといった皮脂分泌が盛んな場所にポツポツと目立つ角栓ができます。
この角栓こそが「肌のざらつき」や「なめらかさがない」といった感触を与えます。
そもそも角栓とは、皮脂と古い角質が混ざり合ってできる小さな塊のことです。
角栓の約70%は代謝によって剥がれた古い角質で、残りの約30%が毛穴に詰まった皮脂といわれています。最初は白くザラザラしていますが、放置するとどんどん大きくなり酸化して黒ずんで見えます。毛穴が詰まっていない状態であれば、紫外線や炎症によってメラニン色素が生成され、毛穴周辺に沈着して、黒く見えているのかもしれません。

また、たるみ毛穴のように毛穴の開きによって影ができて黒く見えたり、毛穴にうぶ毛が多く密集していると同様に影ができ黒く見えたりします。角栓が毛穴を塞ぐことでアクネ菌が増殖し、ニキビの原因にもなるので気をつけなければなりません。

角栓ができる主な原因

ざらつきとほとんど同じ原因ですが、あまり知られていないのが間違ったスキンケアです。

● 皮脂の過剰分泌
● 乾燥
● ターンオーバーの乱れ
● メイクの落とし残し
● 不適切なスキンケア

不適切なスキンケアとは、過度な洗顔によって必要な皮脂が除去され、肌を守るために失われた皮脂を補おうとして必要以上に皮脂を分泌します。
皮脂の過剰分泌によって、化粧水やクリームなどの保湿量を減らすことでさらに角栓を詰まらせます。また、間違った洗顔料を選ぶことも毛穴を詰まらせる原因になります。

角栓のケア方法

角栓ケアは自分の肌に適した商品を選び、正しい使用量・使用方法でお手入れをすることが大切です。

メイクは早めに落とす
角栓のないきれいな肌を目指すなら、メイクはできるだけ早く落とすことを心掛けましょう。
クレンジングは角栓を溶かし出してくれるオイルタイプがおすすめです。
また、肌摩擦を与えないように優しく洗顔することがポイントです。

洗顔料を使って洗う
朝は水だけで洗顔する人もいますが、角栓につながる皮脂や古い角質は水だけでは落としきれません。よほどの事情がない限り、洗顔料を使って洗いましょう。

● 紫外線ダメージを防ぐ
紫外線を浴びると、角栓の原因のひとつであるターンオーバーの乱れにつながるため一年を通した紫外線対策はとても重要です。また、紫外線によってコラーゲンやエラスチンといった、肌のハリ・弾力を保つ成分が壊れると肌が弛んで毛穴が押し広げられ、角質のつまりを誘発させます。

● 保湿する
肌が乾燥すると、水分が失われるのを防ごうと皮脂の分泌を促進させます。
乾燥は角栓詰まりの原因となるのでこまめに保湿することが大事です。

● 肌に優しいピーリングを取り入れる
低刺激で保湿成分が入っているピーリングを取り入れることで、固くなった古い角質を緩めて除去してくれます。
また、毛穴の詰まりを解消するだけでなく、肌のターンオーバーのサイクルを整える効果も期待でき肌の手触りがなめらかになります。

● 効果的な成分を積極的に取り入れる

間違った角栓ケアとは?


指や爪、ピンセットで角栓を無理やり押し出すと、毛穴を傷つけ炎症や色素沈着の原因となりかえって毛穴を広げる場合もあります。また、過度なスクラブケアや頻繁に毛穴パックを使用することもダメージを与える可能性があります。
健やかで美しい肌を目指すならその場しのぎのケアでなく、これからを見据えた正しいケアを続けていきましょう。

まとめ

【毛穴の黒ずみの種類】
● 角栓による黒ずみ
● メラニンによる黒ずみ
● 毛穴の開きやうぶ毛による黒ずみ など

【黒ずみや角栓ができる原因は?】
● 過剰な皮脂分泌
● ホルモンバランスの乱れ
● ターンオーバーの乱れ
● 乾燥
● 紫外線
● ニキビあと
● 摩擦
● メイクの落とし残し

【正しいケア方法】
● メイクは早めに落とす
● 肌に合った洗顔料を使って洗う
● 紫外線対策
● 保湿
● 肌に優しいピーリングを取り入れる
● 効果的な成分を取り入れる

いつもとは違う肌変化を感じたら、一度お肌を見つめ直しましょう。
なめらかで美しいお肌は日々の積み重ねと気づきが大事ですね。

 

投稿者プロフィール

miii
miii
ENFJオトナ女子
朝5時gym継続中!
AJESTHE美肌エキスパート®

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