良い肌作りのスタート記念日

夏美容はじめの日

皆様、こんにちは。

最近は少しずつ温かくなり、春らしくなってきましたね。

4月18日は「夏美容はじめの日」。「よ(4)い(1)は(8)だ」(良い肌)という語呂合わせをもとに春からの “先取り日差しケア”の重要性を伝えるべく、パナソニック株式会社が制定し、2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

4月は花粉や春風の影響、新年度や新生活など自身を取り巻く環境が変わることでバリア機能が低下しやすくなる時期です。

また、4月から9月にかけて、1年間のおよそ70~80%もの紫外線が降り注ぐと言われ、日差しの肌への刺激が強くなり始める時期になり、まさに“夏美容はじめ”をするタイミングです。

バリア機能を強化し、夏の日差しに負けないお肌の土台作りを始めましょう。

 

ターンオーバーは早すぎても遅すぎてもダメ!?

角層は一般的に表皮が0.2ミリといわれており、基底層・有棘層・顆粒層・角層の4層に分けられ、そのうちの角層は0.02ミリ。角層は非常に薄い膜でできていますが、バリア機能と保湿機能の2つの役割を持っています。

角層では、細胞と細胞の間を、水分や細胞間脂質などの保湿成分が埋めています。

この細胞間の水分が多いとバリア機能が強化され、紫外線などの外部からの刺激を受けにくくします。

しかし、ターンオーバーが乱れて細胞間脂質が不足すると、細胞同士のつながりが弱くなり、皮膚のバリア機能が低下します。その結果、外部からの刺激に敏感になったり、乾燥が進んだりして肌トラブルが起こりやすくなります。

 

・ターンオーバーが早すぎると…

角層になる過程で紫外線によるダメージや乾燥などがあると、皮膚は内部の組織を守るためにターンオーバーを加速します。適度な時間をかけずに急いで合成された角層は形状も不揃いで水分量が少ない状態となり、バリア機能が低下します。

・ターンオーバーが遅くなると…

古くなった細胞がそのまま角層に蓄積されてしまうことで、水分が行き渡らなくなり、くすみやシミ、ニキビ跡などの色素沈着が目立ちやすくなる原因となります。

主に加齢が原因でターンオーバーは遅くなります。

肌トラブルを未然に防ぐために、お肌のターンオーバーを整え、バリア機能をアップさせてお肌の土台作りをしましょう。

角層を整えてバリア機能をアップさせましょう

不要な角質を落としつつ、必要な保湿成分を細胞に入れ、ターンオーバーを整えましょう。

マルチヒドロキシ酸(AHA、BHA)は代謝促進させて、滞った不要な角質を落とすのにお勧めの成分です。

また、ターンオーバーを整えるには保湿も重要です。

バリア機能強化にお勧めの保湿成分はセラミドナイアシンアミドです。

角層の潤いを保つ「保湿因子」には「皮脂膜」「天然保湿因子(NMF)」「細胞間脂質」の3つがあります。特に重要なのが細胞間脂質で約50%占めるのがセラミドと言われています。

ナイアシンアミドはセラミド合成促進によるバリア機能修復作用があります。

セラミドやナイアシンアミドが配合されたスキンケアアイテムでバリア機能強化に着目してお手入れをしましょう。

また、スキンケアだけでなく、お手入れの時の力加減や、洗顔後のタオルでのふき取り、寝る時、マスクなどの摩擦にも気を付けましょう。

水分補給や空調の効きすぎた部屋では加湿などをして、乾燥しにくい環境に整えることも大切です。

紫外線対策では、日焼け止めの塗りなおしや、帽子や日傘などで紫外線の刺激からお肌を守りましょう。

夏美容はじめの第一歩として、お肌の土台を整えて夏に向けた準備をしていきましょう!

 

投稿者プロフィール

あい
【出身地】京都
【住んでいる場所】大阪
【趣味】音楽、ドラマ鑑賞
【好きな食べ物】チョコレート、お寿司

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